今回のクールで一番好きなドラマが「アンフェア」です。
大抵の刑事モノは、最初1話から2話完結の単発を重ね、キャラが定着したところで最後の大事件、という構成です。
「アンフェア」は1話で完結するどころか、最初の事件だけでも第4話までかかりました。
しかも毎回キリもよくない状態でエンディングが流れ「あれっ、もう終わり!?」と驚くことに。
面白くて時の経つのが早いんですよね。
最後までぐいぐいと興味を引っ張り続けられる構成が素晴らしいです。
佐藤美央(向井地美音)誘拐事件に関しては、被害者の母親である雪平は関係者なので、捜査に加われないはずだ、とか。
未成年を射殺したことが問題になった刑事が、現場の第一線に復帰できるのだろうか、とか。
そう簡単に拳銃携帯許可が出るのだろうか、とか。
いろいろツッコミどころがあるのですが、わいわいツッコむこと自体が楽しいし、そういった瑣末なことを抜きにして夢中にさせてくれる面白さがありました。
今日はドラマを振り返りつつ、最終回の予想などしてみようと思います。
以下、第10話までのネタバレあります。
佐藤和夫(香川照之)は、義憤にかられる性格を上手く利用され、嵌められただけという印象が否めませんね。
共犯なら美央誘拐事件で動揺する必要もないし、動機もないし。
牧村紀世子(木村多江)と蓮見杏奈(濱田マリ)メールを、和夫に転送した人間もいるわけですし。
サイトにしても名義人が彼であることと、本当にあのサイトを作っていることは必ずしも一致しませんし。
サイトに関して雪平に問い詰められ、「何言っているんだ」と答えている点からも、サイトのことは知らなかったように思われます。
平井唯人(眞島秀和)同様、今一番怪しそうな和夫はミスディレクションっぽいですね。
では、真犯人は誰になるのでしょうか。
もう論理的な推理ではなく、単なる山勘の世界になんですけどw
容疑者候補と、その動機について。
まずは、三上薫(加藤雅也)ですよね。
薫は雪平を好いているようですし、雪平を追い詰め、元夫の和夫に罪を着せ、孤独になったところを振り向かせるとか。
もしくは可愛さ余って憎さ百倍とか。
次は、小久保祐二(阿部サダヲ)ですね。
山路哲夫(寺島進)とライバルの雪平を失脚させることができます。
山路も怪しげに見せている犯人候補ですが、蓮見と共犯なら、もっとうまく立ち回れるような気がしてなりません。
動機は、気に入らない雪平の失脚狙いでしょうか。
なんだか怪しげだった美樹(有坂来瞳)も、蓋を開けてみればなんでもなかったし。
事前に犯人を知らされないまま演技しているためか、怪しげに見せる演出は必ずしも推理の元にならないのが、難しいところですが^^;
意外性では、安本正広(志賀廣太郎)でしょうか。
雪平の父を殺した犯人は、確か捕まっていなかったと思うのですが、最後にはすっきりさせたいところ。
当時の仲間である彼が、何らかの確執によって殺していたら怖いですよね。
現在の事件には、動機も何も全く思い当たりませんけれど。
そして最後が、安藤一之(瑛太)。
彼が裏切ったら本当に意外だし、怖いです。
ドラマの後味が悪くなるから、あまりやって欲しくないですけれど。
動機は、過去に何か雪平に恨みを持つような事件があったとか。
雪平と親しくなっているのは、情報を得るための仮面で。
とまぁ適当なことを言ってますが、この推理合戦もこのドラマの面白いところ。
個々の事件だけではなく、全部を通して、どのように筋道を立ててくれるのでしょうか。
来週の最終回がとても楽しみです。
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