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2012.02.03

『GOSICK ―ゴシック―』 桜庭一樹

ひょんなことから、噂の幽霊船に、閉じ込められた人々。
しかもその船には、危険な罠がしかけられていて……。

サスペンス風なストーリーに、ヴィクトリカの謎解き。
テンポよく、二人の会話が楽しい作品でした。

陶人形のような美しさなのに、かなり変った少女・ヴィクトリカ。
しかしその頭脳は明晰で、混沌を再構成し、謎を解いていく。

そんなヴィクトリカに振り回される、帝国軍人の三男・久城一弥。

まだまだ子供だな、と思わせる、ヴィクトリカと一弥の会話が、微笑ましいです。
この二人のキャラが、魅力的でした。

服装といい、街並みといい、古きヨーロッパの、雰囲気たっぷり。

今回は、今はもうないという、富士見ミステリー文庫版で読みました。

最初は、装丁が可愛らしく、大人向けには思えなかったので、驚きました。
そもそもが、少女向けの作品だったようです。

そう理解すると、武田日向のイラストはとても愛らしく、作品にぴったりでした。

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 【既読の桜庭一樹作品】
『赤朽葉家の伝説』
『青年のための読書クラブ』
『鉄製天使』
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
『本に埋もれて暮らしたい』

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