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2012.01.15

『天使の報酬』 真保裕一

サンフランシスコでの、日本人失踪事件から始まった事案が、思わぬ広がりを見せ……というお話。
外交官・黒田康作シリーズ第2弾。

『アマルフィ』が、イタリアの描写たっぷりだったのに対し、今回は、ほとんどが日本での話でした。

前作でも感じましたが、主人公のスーパーマンぶりがすごいです。
捜査権のない、外務省の職員が、ここまでできるものでしょうか。

省の違いによる、非協力的な態度。
警察内部の、対立。

外交官というより、警察小説のような一面がありました。

誰もが素直ではなく、謎めいた状況は、なかなか興味深かったです。

罪を犯した関係者が、多すぎる気がしました。
理由はあれど、それほど簡単に、普通の人が罪を犯していくものかな、と。

大掛かりな事件を引き起こした首謀者は、動機が弱く、ギャップを感じました。

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 【既読の真保裕一作品】
『奪取』
『ホワイトアウト』
『ダイスをころがせ!』
『覇王の番人』
『盗聴』
『誘拐の果実』
『震源』
『奇跡の人』
『発火点』
『真夜中の神話』
『最愛』
『アマルフィ』
『デパートへ行こう!』
『天魔ゆく空』
『追伸』

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真保裕一 『天使の報酬 外交官黒田康作』 講談社ノベルス 1,197円 [ストーリー] サンフランシスコで日本人女子大生が姿を消した。その 背後にうごめくテロリストを追い、 外交官・黒田康作 は 日本へ帰国する。待ち受けていたのは、消えた女子大 生と接点を持つフリー記者の殺害だった。謎の留学生、 ある研究施設の襲撃、爆破…。続発する事件がひとつ につなが っ た時、驚くべき真相が見えはじめ、黒田に..... [続きを読む]

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