『図書館の神様』 瀬尾まいこ
ドラマチックな展開はないけれど、独特の雰囲気がある作品。
事情があって、バレーボールから離れ、今までの生活からも離れた、
過去から離れ、新たな土地で、教師として働き始めたのですが・・・というお話。
とにかく光っているのが、唯一の文芸部員、垣内君。
清よりも年下ですが、精神面でずっと大きく、懐の広さを感じます。
精神的にたくましいというか、周りに振り回されない、ぶれない芯を持っているというか。
スポーツ至上主義、正義を頑なに振りかざしていた清に、緩やかな変化が現れていきます。
顧問の先生は清なのに、清の成長譚となっています。
文学の話題がごく自然に、さらっと沢山出てくるので、読んでみたいなという気になりました。
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