『退職刑事1』 都築道夫
現役刑事の息子から、今手がけている事件の内容を聞き、退職した刑事である父が、真相を看破する。
アームチェア・ディテクティヴの短編集です。
事件が下世話というか、品がないというか、扇情的なものが多かったように思います。
短編集ですから、一つ二つくらい、そういう事件があってもいいかと思います。
が、9割がたその手の事件、というのは偏りすぎで、食傷気味でした。
もっと鮮やかに、スタイリッシュに、謎解きの妙を楽しめるような事件にはできないのかな、と残念に思いました。
書かれた時代が、そういう時代なのかもしれませんが。
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