『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎
『ラッシュライフ』の系譜を引く、楽しい作品でした。
必ず嘘を見抜ける男、正確な体内時計を持つ女など、ちょっと浮世離れしたキャラクターたちのやりとりが楽しく、伏線の張り方やストーリーの展開も絶妙です。
いじめや自閉症といった重いテーマも内包しながら、テンポよく突き進んでいきます。
毎章冒頭にある『広辞苑』風の説明も、洒落っ気があって、作品の軽妙な雰囲気作りに一役買っていました。
「伏線のある作品」と予備知識を得ていたので、ある程度予測がついてしまい、『ラッシュライフ』ほどの驚きはありませんでした。
それでも、その絶妙な構成に唸ってしまいました。
伏線が自然で、しかも後から読み返さなくても分かる効果的な使い方は、彼の類稀な技術ですね。
この系統の作品を、もっと読みたいです。
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» 『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎 (祥伝社ノンノベル) [活字中毒日記!]
陽気なギャングが地球を回す
《bk1へ》
かつてこんなに楽しい犯罪小説があっただろうか?
伊坂幸太郎の作品ってほとんどが仙台が舞台だが本作は横浜が舞台である。
持ち前の“軽妙洒脱な会話”と“緻密な構成”で持って多くのファンを獲得した氏の作品においては遊び心満載のエンターテイメント作品となっている。
今や読者を本に没頭させてくれる力は他のどの作家にも引けをとらない。
個性的な4人のギャングたち。
タイトル通り本当に人生いろいろあっても“陽気”である。
強盗する銀行内... [続きを読む]
受信: 2005.05.08 13:48
» この人に勝てないわぁ・・_| ̄|○ [キヨリンも、もう大人☆★]
一応 漫画家になって 本を読むようになりました(´ω`;)
それまでは、ちっとも。本なんか好きじゃなかったよ〜
いろんな小説を読んできましたが、
中でもカルチャーショックを受けたのが
伊坂幸太郎先生です。
どうやら“チルドレン”が山本周五郎賞にノミ... [続きを読む]
受信: 2005.05.12 15:21
» 「陽気なギャングが地球を回す」(伊坂幸太郎) [「いろいろ感想文」]
これを読み終わった一発目の感想は「面白かったー」でした。そのままっすか。でもいつもやと「うまいねー」とか「すごいねー」とかが多いのですよ(満足した時は)。割と珍しいことなので書いてみました。ワタクシ昼休みにチマチマ読んでたのでありますが、最後のあたりを読んでた時は「どーなるの?どーなるの?」って一気モードに突入したため、気が付いたら昼休みを10分オーバーしていました。これから読まれる方、気をつけましょう。電車で読む方、注意が必要です。さて「陽気なギャング」ってなんぞや?と思われた方、答えは銀行強盗で... [続きを読む]
受信: 2005.09.07 22:01
» 「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎 [雑板屋]
【死体を埋める経験なんてなかなかできるものじゃない!by響野】
銀行強盗・誘拐・・・世の中で計画するヤツがいるなら、そんなものはほとんど失敗に終わる・・・とずっと思っていた。
たぶん物心ついた頃から。
しかも幼稚でくだらない計画を立てた結果、死体を埋....... [続きを読む]
受信: 2006.01.10 14:20
» 伊坂幸太郎【陽気なギャングが地球を回す】 [ぱんどら日記]
伊坂幸太郎の小説は、「超能力を持っている人」や、超能力とは言わないまでも「特殊な能力にたけた人」が出てくることが多いですね。私の不得手な分野ですが……。
この小説にも、「嘘を見抜く名人」とか「正確な体内時計の持ち主」といった、ちょっと変わった銀行....... [続きを読む]
受信: 2006.02.20 13:45
» 陽気なギャングが世界を回す [アイツのヒトリゴト]
陽気なギャングが地球を回す
毎回、伊坂幸太郎という作家のセンスには脱帽させられる。
あまりにもセンスが溢れすぎていて、受け付けない人間も多いようだ。
伊坂作品の特徴として、現実なのか、非現実なのかという微妙な
空間が書かれているという事が上げられるだろう。
デビュー作のオーデュポンの祈りでは、喋るカカシが出てきたし、
最新作である砂漠では、超能力を使える女子大生が出てくる。
現実の中にある、非現実。
それがまるで当たり前かの様に書かれているのだ。
これを嫌う人も多いと思う。... [続きを読む]
受信: 2006.02.21 19:41
» 『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎 [びじょびじょん]
ジャンル:都会派ギャング・サスペンス クライム・コメディ
満足度:B+
銀行強盗4人組の話です。
丁度いい長さで面白く読めました。
台詞も上手い。プロットも上手い。無駄がない。
読者を騙すのも上手い。それで期待を裏切らない。
伊坂氏の他の作品も読みたくなりました。
これが原作となった映画が5月に上映されます。
出演:大沢たかお 佐藤浩市 鈴木京香 松田翔太 古田新太
映画公式HPはこちら。
小説を読�... [続きを読む]
受信: 2006.03.17 21:44
コメント
koroppyさん、はじめまして♪
ちょくちょく拝見させていただいてます。
“活字中毒日記”のトラキチです。
『陽気な~』TBさせていただきました。
素晴らしいブログですね。
最近時代小説止まってますのでまた参考にさせてください。
投稿: トラキチ | 2005.05.08 13:52
★トラキチさん
トラバありがとうございました。
伊坂幸太郎は『ラッシュライフ』から入ったので、
"またこういう楽しい作品が読みたいな"という期待に応えてくれました。
江戸時代の小説に興味を持ち始めたのは、ドラマ「大奥」の影響でした。
何が本をよむきっかけになるか、分かりませんね(笑)
投稿: KOROPPY | 2005.05.08 17:03
こんにちは はじめまして^^
その伊坂幸太郎著・“チルドレン”が
賞をとるかも??
面白いですよね~^^ 陽気~も映画になるし・・
TBさせていただきました!
投稿: kiyorin☆ | 2005.05.12 15:08
★kiyorin☆さん
実は『チルドレン』はまだ未読なんです。
大人気で、図書館で順番待ちなんですよ。
早く来ないかな~o(^^o)(o^^)oワクワク[♪]
投稿: KOROPPY | 2005.05.12 15:47